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股関節疾患

股関節疾患 Hip Joint Disease

概要

股関節疾患の多くは変形性股関節症です。
変形性股関節症は股関節の軟骨がすり減ることによって、関節が変形し、痛みや歩行に障害が生じる病気です。
原因は先天性股関節脱臼、寛骨臼形成不全、大腿骨頭壊死、股関節の骨折や脱臼後、先天性骨系統疾患、その他原因不明等様々です。

症状

変形性股関節症は股関節の痛みや膝関節を含め下肢全体の痛みを訴える病気で女性に多く見られます。 多くの場合、初期の症状として歩行、運動した後に痛みを感じますが、経過とともに痛みを感じる時間は長くなり、長く歩けず足を引きずるような歩き方になります。

治療

症状の進行度や痛みの程度によって異なりますが保存治療法と手術療法があります。

保存的療法

  • リハビリテーションによる筋力増強
  • 体重の減量
  • 痛み止め薬の服用

手術的治療

  • 寛骨臼移動術
  • 人工股関節置換術
  • 大腿骨頭骨切り術
股関節疾患
初期には関節形成術(寛骨臼移動術)を行いますが、段々重症度が増してくると、人工股関節置換術を行います。術後は関節の動きが改善され、痛みも緩和されるので、おおむね普通の歩行ができるようになります。

日常生活や歩行時に股関節の違和感を自覚したら専門医にご相談下さい。

過去10年の手術件数

股関節形成術(寛骨臼移動術)
52
人工股関節置換術
379

主な手術症例

  • 変形性股関節症
  • 大腿骨頭壊死症
  • 骨切り術
  • 人工関節置換術
  • 大腿骨頭骨切り術
  • 人工骨頭置換術